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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

このテストではSASのリスクを簡易的に評価します。

SASの特徴に⽇中に強い眠気を感じたり、居眠りをしてしまうことがあります。あなたの健康状態からSASの可能性をチェックしてみましょう。

合計11点以上だと、中等度以上のSASの疑いが強くなります。

このテストではSASのリスクを簡易的に評価します。

SASの特徴に⽇中に強い眠気を感じたり、居眠りをしてしまうことがあります。あなたの健康状態からSASの可能性をチェックしてみましょう。

合計3点以上の⽅は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性が⾼いです。

睡眠時無呼吸症候群に対する当院の取り組み

 睡眠は人生の約3分の1の時間を占めており、また健康的な生活を送る上でも非常に重要な役割を担っています。最近では、睡眠に関わる病気についても関心が寄せられるようになっており、中でも当院の専門診療領域である循環器内科との関わりが強い病気の一つである睡眠時無呼吸症候群が注目されています。
 これまでの疫学研究や病態生理に関する研究から、睡眠時無呼吸症候群は単なる循環器疾患の併存疾患というだけではなく、その発症や進展に直接的に関与するリスク因子であると考えられています。また、循環器疾患の発症後も睡眠時の無呼吸が存在すれば循環器疾患の増悪をきたし、より状態の悪い患者では中枢性無呼吸が更に悪化します。そのため、睡眠時無呼吸症候群は循環器疾患の一次・二次予防における介入のターゲットになっています。
 睡眠時無呼吸症候群の診療は様々な診療科で行われており、それぞれの診療科がそれぞれの視点から専門的に診療を行っています。当院では、循環器内科としての視点から、脳卒中、心筋梗塞、不整脈、高血圧などの脳心血管疾患の予防を主眼において睡眠時無呼吸症候群の診療を行っています。

当院における睡眠時無呼吸検査のフローチャート

当院では、下の図のような流れで検査を行っています

当院における睡眠時無呼吸検査のフローチャート

簡易睡眠検査宅配サービスの流れ

簡易睡眠検査宅配サービスの流れ

SASの診断と治療の費用

SASの診断と治療の費用1

SASの診断と治療の費用2

SASの診断と治療の費用

CPAP療法について

 CPAPとは、経鼻的持続陽圧呼吸療法の略です。中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群に有効な治療法として現在最も普及しており、ガイドラインにおいても第一選択の治療法とされています。

 CPAP療法では、CPAP装置本体から、エアチューブ、鼻マスクを介して、あらかじめ設定した圧力を気道に送り、常に上気道に陽圧をかけ続けることにより、軟口蓋や舌を押し上げて気道を広げ、無呼吸の発生を防ぎます。CPAPの陽圧負荷は、固定した圧を負荷する方法と、気道の閉塞に応じて圧力が変動する自動圧の2種類の方法があります。また、CPAPで使用するマスクには、ピローマスク、ネーザルマスク、フルフェイスマスク、の3種類があり、いずれかを使用します。

 CPAP療法は、簡易睡眠検査で1時間に40回以上、もしくは、終夜睡眠ポリグラフ検査で1時間に20回以上の無呼吸・低呼吸を認める場合に、健康保険の適応となります。

 1回の受診費用には、外来の診療費、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料とCPAP機器のレンタル料を全てまとめて算定します。CPAP療法では、原則としては毎月1度の受診が必要であり、この条件で、患者負担は一般的な3割負担の場合には1回の受診費用は約5,000円になります。1割負担の場合は1,500円程度です。

 CPAP機器はインターネットで購入することも可能になっていますが、機器の設定や調整は自分で行う必要があり、またマスクやホースの交換なども自己管理・自己負担になります。また、機器の故障の際には数十万円の修理費がかかることも少なくありません。

CPAPの副作用

 CPAPの副作用としては、主にマスク関連、鼻・口腔・咽頭関連、治療圧関連、機器関連に分けられます。CPAPは基本的に重篤な副作用はほとんどなく、比較的安全に使用できますが、稀に重篤な副作用が起こることもあります。代表的な副作用を示します。

 主な副作用は、CPAP導入後1か月以内~3か月の早期に起こりやすい特徴があります。それぞれの副作用に対して、機械やマスクの調整を始め、様々な対応を行います。

CPAP Q&A

CPAPの圧に不快感があります。
無呼吸を治すための圧力には個人差があり、場合によっては高い圧が必要になることがあるため、徐々に圧力に慣れていただくことも大切です。また、空気漏れによる違和感を感じることもありますので、まずはマスクの装着状態を確認してください。
圧が徐々に合わなくなってきた気がします。
体調や体重等の変化により、適正圧が変わることがあります。適正圧の調整が必要な場合もあります。
起床時に目が充血したり、乾燥します。
マスク上部から目の辺りへ空気が漏れると目が充血したり、乾燥することがあります。このような場合はマスクの装着方法を再度確認して調整することで改善することがあります。
マスク跡が残ったり皮膚がかぶれます。
マスクのヘッドギアの締め過ぎが原因となることが多くあります。もう一度マスクの装着を見直してください。また、マスクのサイズや種類を変更することで改善することもあります。
鼻や口の中が乾燥します。
季節的に乾燥する時期は寝室を加湿すると症状が改善します。それでも症状が改善しない場合には、CPAP装置に接続して使用する専用の加温加湿器があります。

口を開けてしまうために口の中が乾燥する場合は、なるべく鼻呼吸を心掛けるようにしてください。また、チンストラップというあごを押さえるためのバンドを使用したり、鼻と口を覆うタイプのマスクへの変更も効果があります。
CPAP療法をするとお腹がはってガスが出ます
CPAP装置から送られる空気がうまく気管や肺に入らずに食道に入り込んでしまうために、そのような症状が起こります。顎を引き気味にしてCPAPを使用すると食道に空気が入りやすくなりますので、顎を少し上げ気味にしたり、枕の高さを少し低くしたりすることで症状が改善することがあります。これらの対策で上手くいかない時には、無呼吸が悪化しない程度に処方圧を下げることで改善することがあります。
耳鳴りがします。
耳と鼻は直接つながっているためCPAPの圧により耳管の閉鎖が解除されると空気が耳に流れ込み耳鳴りが生じることがあります。CPAPの圧を調整したりCPAPを一時的に中止したりすると多くの場合改善します。
CPAP療法をしているのに眠気が残ります。
睡眠障害のない方でも眠気を感じることはあります。CPAP療法を行って無呼吸低呼吸指数が正常範囲内でコントロール出来ている場合は、眠気は純粋な睡眠時間の不足に起因する事や、他の睡眠障害を生じる疾患に起因することが多いです。
症状が改善したのでCPAP療法をやめても良いですか?
CPAP装置を使用しはじめると症状が改善し、治ったように感じるかもしれませんが、これらの症状の改善効果はCPAP療法を継続していることで得られている場合が多く、CPAP療法を自己判断で中止すると症状が再発することがあります。
CPAPを使わなくても以前ほど症状がひどくなくなっています
CPAP療法を継続していると一時的に治療前よりも症状が改善することがよくあります。これはCPAP療法による一時的な効果のためCPAP療法を中止すると原則的には元の状態に戻っていきます。そのため、CPAP療法は継続することが望ましいと考えられます。
花粉症のシーズンは、どう過ごせば良いですか?
症状を和らげる点鼻薬や内服薬などで症状が和らぐ場合があります。また、部屋の中に花粉を持ち込まないようにすることも重要です。
加温加湿器を使用して鼻の乾燥を防ぐことで、鼻づまりが改善することもあります。症状が強い場合には、専用の極微細フィルタを追加することで楽になることがあります。
風邪を引いて鼻がつまってしまいCPAPの使用が苦しくなっています
風邪で鼻炎をおこすと鼻の粘膜が腫れて鼻づまりの原因となります。また、鼻炎がある状態でCPAP装置を使用し続けると、風圧が刺激となり鼻炎症状が更に悪化することもあります。そのため、風邪でCPAP装置の使用が苦しいときには無理をせずに風邪症状が改善するまでCPAP装置の使用を一時的に中止してください。中止が難しい場合は、鼻閉症状に対する薬を使用することで使用が楽になることがあります。
マスクや呼吸回路の内側に発生する結露にはどう対処したら良いですか?
冬の結露は、水分を含んだ空気が呼吸回路内で冷えることで起こります。呼吸回路を冷やさないように、暖房器具などで部屋の温度が下がるのを防ぐのが効果的です。また、布団の中に呼吸回路を入れたり、チューブカバーをつけたり、ヒーテッドチューブと専用加温加湿器を使用することで結露の発生を低減することができます
いつまでCPAP装置を使い続ける必要があるのですか?
CPAP療法は対症療法であるため、CPAP装置を使用していても根本的な原因が除去されない限りは、睡眠時の無呼吸が根治することはありません。そのため原因の根本的な除去が難しい場合は、可能な限りCPAP装置を使い続けることが推奨されます。使用が困難となった際には、マウスピースやナステントなどの代替治療に変更することもあります。

肥満気味の方は減量後に再検査を行い、無呼吸が改善していればCPAP療法から離脱できる場合がありますが、減量後の体重を維持できない場合は、再び症状が現れる可能性があるため、長期的な体重コントロールが必要になります。
必ず外来に通わなくてはいけませんか?
健康保険の適用を受けるために定期的に診察を受けていただく必要があります。その際にCPAP装置の使用状況と効果を確認します。
効果が感じられませんが、CPAP療法を継続する必要はありますか?
正しく使用していても眠気などの症状が改善しない場合は、圧が適切でない可能性や、他の睡眠障害を合併している可能性が考えられます。

CPAP療法は無呼吸による眠気などの自覚症状を改善するだけではなく、高血圧や動脈硬化性疾患などの合併症の予防や治療につながるため可能な限り継続することが望ましいと考えられます。
CPAP療法は毎日しなければいけませんか?
最も望ましいのは毎日6時間以上することです。生命予後の改善や脳梗塞、心筋梗塞のなどの合併症の発症を予防するには、最低でも1日4時間以上、使用期間の80%以上の日数の使用が必要とされています。しかしながら、1時間でも使用すれば全く使用しないよりは幾分か合併症の予防効果があるとされています。
長距離トラックの運転手のため、トラックで寝ることが多いのですが
大型トラックの24ボルト設定のバッテリーを用いてでもCPAP療法は可能です。使用法の詳細はCPAP装置の管理会社から説明致します。
旅行や出張の時はどうしたら良いですか?
CPAP装置は旅行や出張などにも携帯できるように設計されているため、ご自宅以外でも使用いただけます。海外で使用される場合は変圧器と、各国のコンセント差し込み口の形状に対応するプラグを用意する必要があります。

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