内科一般診療

一般内科

一般内科として、幅広く内科全般の診療を行います。
　風邪症状や頭痛、発熱、めまい、ふらつき、食欲不振、吐き気、体のだるさ、慢性呼吸器疾患、花粉症の症状など、色々な症状に対して検査や投薬治療などの対応を致します。
　内科的な疾患は、様々な自覚症状で始まる場合があり、重大な病気の前兆である場合もあります。当院では様々な可能性を考えながら、わかりやすい説明としっかりとした診療を心がけて、健康で快適な生活にいち早く戻れるように援助いたしますので、健康維持のパートナーとしてご活用ください。なお当院での診察の結果、大きな病院や他の診療科目を受診する必要がある場合には、速やかにご紹介を致します。
　また、最初から専門施設や大きな病院での診療を希望する場合でも、受診のための懸け橋として紹介状を速やかに作成しますので、紹介状依頼の目的でもお気軽にご相談ください。

循環器内科

　循環器とは、大まかに表現すると心臓と血管（脈管）のことです。循環器内科としては、高血圧症・狭心症・心不全・不整脈・大動脈疾患・末梢血管疾患・拡張型心筋症・たこつぼ心筋症などを診療しています。循環器疾患の治療には、生活習慣の改善とともに薬物による高血圧、糖・脂質代謝の改善が大切であるため、これらの疾患に対する予防にも力を入れています。治療にあたっては、患者さんの立場を尊重して良質で安全な医療を提供することにも配慮しており、丁寧な説明を行うとともに、特殊な治療や高度の治療を要する場合には、より充実した設備のある医療機関に紹介させていただきます。動悸、息切れ、むくみ、呼吸苦、胸の痛みなど、気になる症状があればお気軽にご相談ください。
　また、総合病院などで手術や治療を行われ、現在の状態が安定しているので、後は近くのクリニックで通院されたいというような場合も、当院で対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

高血圧症

　当院の大きな特徴のひとつとして、治療抵抗性および二次性の高血圧疾患の診断と治療を積極的に行っていることがあげられます。また動脈硬化症を主とした合併症の評価にも重点を置いております。高血圧といった身近な疾患であっても、ホルモン異常が原因で起こることもあり（原発性アルドステロン症）、そのような場合には、一般的な高血圧に比べて脳卒中や心筋梗塞などを起こす確率が高くなることも明らかになっており、また腹腔鏡を用いた手術により高血圧が完治もしくは改善する症例も多数存在します。当院では、脳卒中・心筋梗塞・糖尿病の予防という観点からも、一般的な高血圧から副腎や腎臓の血管などに原因のある高血圧をはじめとする二次性高血圧症にいたるまで、検査を行うことにより積極的に診断を行います。詳しくはこちら

生活習慣病

　生活習慣病は、日頃の食生活や運動習慣、喫煙などの生活習慣が大きく影響する病気で、肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などが代表的です。これらの病気は、自覚症状がほとんど無いため気付かないうちに動脈硬化が進行し、突然、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血などを発症して命に関わることもあり、サイレントキラーとも呼ばれています。そのため、たとえ自覚症状が無くても早めに生活習慣病を改善することが重要です。
　生活習慣病の改善は、まず日常生活の改善から始まることがほとんどなため、生活習慣病に対しては、医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導を致します。
　食事・運動療法のみで経過観察できる場合から、投薬治療が必要な場合までありますので、まずはお気軽にご相談ください。
　なお、重篤な糖尿病など、高度な医療機関での治療が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介し、紹介先施設と密接な連携を取りながら治療を進めていきます。

睡眠時無呼吸症候群

　睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り睡眠時に呼吸が止まり、そのために日常の生活に様々な障害を引き起こす病気です。寝ているときにいびきがうるさい、息が止まっていると家族に言われる、夜中に何度も目が醒める、起床時に倦怠感や頭痛がある、日中の居眠りが多い、などの症状に心当たりがある人は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。睡眠時無呼吸症候群は、交通事故の原因になるだけでなく、高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中、認知機能障害など様々な病気との関連が指摘されています。
　当院では、患者さんの病状と身体所見、治療方法のご希望などを踏まえ、患者さんにとって最良の治療方法を、相談のうえで決定します。いびきや無呼吸など、心当たりのある方はお気軽にご相談ください。詳しくはこちら

老年内科

　高齢者は、何か一つの病気だけで体調が悪くなるということは少なく、生活習慣病による合併症が複数の臓器に現れてきたり、加齢に伴う身体変化が生じてきたりすることに加えて、認知機能低下や不眠などの複数の問題を抱えていることも多くあります。更には、高齢者では複合する病気や症状の積み重ねにより、多くの薬を飲んでいることも特徴としてあげられます。老年内科は、このような高齢者に見受けられる特徴をしっかりと把握した診療が行えるようにと確立されました。当院では、老年内科専門医・指導医の観点から、高齢者が発症しやすい複数の病気や加齢により生じやすい体の問題点などを総合的に判断しながら各々の患者さんに相応しい診療を行います。

予防接種

　予防接種は各種疾患の発症や重症化の予防に大変有効ですので、ぜひ接種をご検討ください。
　予防接種で来院される際には、必ず「母子健康手帳」をご持参ください。
　ワクチンにつきましては、在庫確認が必要なため、診察時にご相談いただくか、クリニックまでお電話にてご予約下さい。
　ワクチンには不活化ワクチンと生ワクチンがあります。生ワクチン（注射）に続いて生ワクチン（注射）を接種する場合は4週間あける必要があります。不活化ワクチンや経口生ワクチンなどは柔軟なスケジュールで接種することができます。同じワクチンを接種する場合は、決められた間隔をあける必要があります。
詳しくは下記のリンク先をご覧ください。詳しくはこちら